保育安全計画
Lights Family Concierge
合同会社ライツファミリーコンシェルジュ
保育安全計画
居宅訪問型保育事業者
はじめに ― この安全計画について
本書は、認可外保育施設(居宅訪問型保育事業)として策定する保育安全計画です。世田谷区の様式(令和5年5月 第1版)に沿って、7つの項目ごとに当社の取組と点検事項を定めています。
当社は固定の施設を持たず、毎回異なるご家庭を訪問してお子様をお預かりします。そのため「訪問先ごとの安全確認」を安全管理の中心に置き、保育開始前の点検を実施します。点検には安全点検チェックリストを用います。
当社は、各項目について個別の業務マニュアル(防災・非常災害対応/病児保育/保育内容/ブレスチェック/食物アレルギー/人権擁護 等)を整備し、シッターと共有・徹底しています。本計画とこれらのマニュアルは一体で運用し、年1回以上見直します。
1
地震、火災等の災害発生時における対処方法等
活動中に災害が発生した場合に備え、訪問先ごとに、保育を始める前に次の確認を行います。
- 初回訪問時に、避難経路(玄関以外の経路を含む)、消火器具の設置場所、使用方法を保護者に聞き取り、確認する。
- 災害時の避難場所・保護者との待ち合わせ場所を事前に保護者と調整し、「お子様お預かり詳細」に記録する。
- 保護者等の連絡先を2か所以上、かかりつけ医とあわせて書面で預かる。連絡先を預かる前にご依頼をお受けすることはしない。
- 地震発生時は、まずお子様の身体を保護し、揺れが収まってから避難経路の安全を確認して行動する。
- 火災発生時は、初期消火よりお子様の安全確保と避難を優先し、避難後に119番通報する。
- 避難後は速やかに保護者へ連絡し、あらかじめ調整した場所で引き渡す。連絡がつかない場合も、その場を離れずお子様のそばに付き添う。
点検事項
- 初回訪問時に、避難経路・消火器の設置場所等の確認を行っている。
- 事前に、緊急時の引き渡し場所を保護者と調整し、記録している。
- 保護者等の連絡先(2か所以上)・かかりつけ医を書面で確認している。
- 緊急時に伝える内容(保護者への連絡方法・119番通報の内容)を紙に書いて携行している。
2
乳幼児の午睡時の留意事項
睡眠中は事故が起こりやすい時間帯であることを前提に、お子様から目を離さず、記録を残しながら見守ります。
- お子様の顔色・呼吸・体勢が分かる明るさを確保する。暗くしすぎない。
- 乳児は必ず仰向けに寝かせる。うつ伏せになっていた場合は、その都度仰向けに戻す。
- 顔まわりに掛け布団・タオル・ぬいぐるみ等、口鼻をふさぐおそれのあるものを置かない。
- 睡眠中はその場を離れず、5分に1回、呼吸・顔色・体勢を確認し、記録する。
点検事項
- 乳幼児の状態が分かる明るさを確保し、睡眠中の乳幼児の顔色や呼吸の状態をきめ細かく観察している。
- 乳児を寝かせる場合には、仰向けに寝かせている。
- 睡眠チェックを、年齢を問わず5分に1回行い、記録している。
- 顔まわりに口鼻をふさぐおそれのあるものを置いていない。
3
乳幼児の食事時の留意事項
誤嚥・窒息とアレルギーの2つを重大リスクと位置づけ、事前確認と食事中の見守りを徹底します。
- 窒息・誤嚥につながりやすい食べ物(豆やナッツ類、ミニトマトやブドウ等)は与えない。保護者が用意された場合も、そのままの形では提供せず、保護者に確認する。
- 食事中はその場を離れない。食べ物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりさせない。
- 食後、口の中に食べ物が残っていないかを確認する。
- アレルギー疾患の有無を「お子様お預かり詳細」で事前に確認し、アレルゲンを含む食事・おやつは絶対に与えない。判断に迷うものは与えず、保護者に確認する。
- 食べ方の癖や特徴(丸のみしやすい、詰め込みやすい等)を事前に保護者へ細かく確認し、一口の量・姿勢・声かけを調整する。
- 誤嚥やアレルギー症状が疑われる場合は、直ちに応急対応を行い、必要に応じて救急要請と保護者への連絡を行う。
点検事項
- 窒息・誤嚥につながりやすい食べ物(豆やナッツ類、ミニトマトやブドウ等)を乳幼児に与えていない。
- 食べ物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりさせていない。
- 食後、乳幼児が食べ物を飲み込んだことを確認している。(口の中に残っていないか注意している)
- 乳幼児のアレルギー疾患の有無を確認し、アレルゲン(アレルギーの原因となる抗原)が含まれる食事を与えていない。
- 事前に、乳幼児の食べ方の癖や特徴などを保護者に細かく確認し、適切な対応をしている。
- 食事中、その場を離れずに見守っている。
4
外出(散歩等)時の留意事項
お散歩などの外出は、交通事故と見失いのリスクが最も高い場面です。事前の下見と持ち物の常備を徹底します。
- 車道の歩行は避け、歩道の白線・ガードレールの内側を歩く。お子様が車道から遠い側(保育者が車道側)を歩く。
- 初めて行く場所は事前に下見をし、危険箇所・危険物がないかを確認する。公園・道路の危険箇所は、あらかじめ保護者にも聞き取る。
- 緊急時に備え、防犯ブザー・救急用品・おんぶひも等を常備する。
- 外出前に、行き先・経路・帰宅予定時刻を保護者に共有する。
- 横断は必ず手をつなぎ、信号と左右を声に出して確認する。
- 当社は、自動車による送迎は行わない。お子様との移動でタクシー等を利用する場合は、乗降時の安全を確認し、降車後は必ず車内に置き去りがないかを確認する。
点検事項
- 車道の歩行は避け、歩道の白線・ガードレールの内側を歩くとともに、子どもが車道から遠い側を歩くようにしている。
- 初めて行く場所は下見をし、危険箇所や危険物などがないかを確認している。
- 緊急時に備え防犯ブザー・救急用品、おんぶひもなどを常備している。
- 外出前に、行き先・経路・帰宅予定時刻を保護者に共有している。
- (タクシー等の利用時)乗降時の安全を確認し、降車後、置き去りがないことを必ず確認している。
5
乳幼児への安全指導の方法・内容等
お子様の年齢・発達に応じて、日々の生活と遊びのなかで、繰り返し伝えます。
| 対象 | 安全指導の内容 |
|---|---|
| 乳児 |
|
| 1歳以上 3歳未満 |
|
| 3歳以上 |
|
- 禁止の言葉だけで終わらせず、「なぜ危ないのか」を年齢に応じた言葉で説明する。
- 「困ったこと・痛いこと・怖いことがあったら、すぐに教えてね」と繰り返し伝え、伝えてくれたときは必ず受けとめる。
6
その他、乳幼児の安全確保に向けた取組み
(1)保育中の基本姿勢
- 活動中は常にお子様のそばに付き、目を絶対に離さない。
- 緊急時の対応(保護者への連絡方法、119番通報で伝える内容、訪問先の住所)は紙に書いて持参し、慌てず確実に伝えられるようにしている。
- 保育者自身の体調管理を行い、体調不良時は無理に訪問しない(代替対応を手配する)。
(2)救命講習・研修
- 代表者は、救命講習(心肺蘇生・AED・気道異物除去等)を受講しており、有効期限内の再受講を継続している。
- 事故再発防止・保育安全に関する研修を継続して受講している。
- シッターについても救命講習の受講を必須とし、本部で受講状況を管理している。
(3)事故・ヒヤリハットの再発防止
- ヒヤリとした場面(事故に至らなかった出来事を含む)を、ヒヤリハット記録様式に記録し、要因を分析する。
- 事故が発生した場合は、原因を分析し、再発防止策を講じたうえで、保育従事者全員に共有する。
- 収集・分析の状況は年1回以上振り返り、本計画および各マニュアルに反映する。
(4)情報収集と体制
- 行政・関係機関からの安全情報(重大事故事例、リコール情報等)を随時収集し、共有する。
- 自治体・関係機関が実施する研修、集団指導に参加する。
- 賠償責任保険に加入している。
7
乳幼児の安全確保についての保護者への説明方法等
安全確保のための取組は、次の方法で保護者にお知らせしています。
- 初回面談・事前ヒアリング時に、本安全計画の内容を口頭で説明する。
- 当社ウェブサイトに掲載し、いつでも閲覧できるようにする。
- 保育開始前に、次の点について保護者に確認・依頼する。
- 避難経路・消火器の場所、災害時の避難場所・待ち合わせ場所
- アレルギー情報、健康上の留意点、かかりつけ医、緊急連絡先(2か所以上)
- 誤飲のおそれがあるもの・危険な玩具や備品の片付け、ベランダ・窓の施錠(落下防止)
- 救急用品・おんぶひも等の準備
- 保育終了後は「訪問報告書」でお子様の様子・体調・気づいた点をお伝えする。ヒヤリハットがあった場合も、隠さずその日のうちに報告する。
- 本計画を改訂した場合は、その内容を保護者にお知らせする。
